「鯛焼きひとつ、鯛抜きで」

クリープハイプとPublic Relationsが好きな、webライターの雑記

12月のビタミン剤

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2020年も、残すところあと1ヶ月。「寒いな、冬かよ?」とか言ってたら冬になっていました。

ウイルスの猛威に数ヶ月を引きちぎられ、スタートカウント2秒前からきっちりと踏み込んでいたはずのアクセルで、新社会人の4割はエンストしただろう(マリオカートはDSまでしかやっていません)。

煙草を喫う量は順調に増え、休肝日は順調に減る。しかし仕事はいたって順調。奇妙な順調の三連単だ。

 

ビタミン剤を服用し始めたのは、9月だったか、8月だったか。

つい二段落前からもわかるように、改善すべきものがごまんとあるにもかかわらず、私は「削る」ではなく「加える」形で生活をカスタマイズしている。

毎日ラミクタールを呑まなきゃいけないのだから、そこにいくらかモノを追加しても生活に変わりはない。

でも、臭いんだよな、これ。おいしくないし。

母も、昔よくこのビタミン剤を服用していた気がする。当時は、「こんなに臭いなんて、きっと服用していい期限を過ぎた”粗悪な薬”にちがいない」と思っていたけれど。疑ってすまんな、おかん。

 

毒にも薬にもならない文章をこうして綴りながら、毒と薬を併用する日々。

いつかこんな生活にもハリが出ればなぁ、と思う一方、自分の生活もどこか他人事のように捉えてしまっている自分が、どうしようもなくダサいね。

 

今日は「2020年が終わるなー」とスマホをいじっていたら1日が溶けていた。「よくある休日」ランキング不動の1位にして、「こんな休日はいやだ」ランキングでも堂々の1位だろう。

そんな私がこの1年で聴いた曲・アーティストを、Spotifyが再生順にランキング化してくれた。

それによると、

 

1位:KANA-BOON

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納得。

クリープハイプ以外に「好きなバンド何?」と尋ねられたら、おそらく最初に浮かぶのはKANA-BOONですもの。

 

2位:SAKANAMON

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後述。

 

3位:sympathy

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ちょうど新曲発表したばっかりですね。

相対性理論SHISHAMOを足して2で割った感じ。推しているのですが、どうにも流行らず、もやもやする日々ですわ。

 

4位:時速36km

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3月6日生まれの自分にとって、3と6の並びに運命を感じたってだけなんですけどね。

でも、物事が始まるきっかけなんてこんなもんだよね。

 

5位:Mr.ふぉるて

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最近、大切な人から別れを告げられてから、よく聴くようになった。だから、歴はめちゃくちゃ浅いし、ランクインしたのがびっくりってレベルです。

 

らしい。

クリープハイプがランクインしないのは納得だ。アルバム買って聴くし。

でも、それ以外のアーティストの曲をどれくらい聴いているのか、正直無自覚な部分があったので、このランキングは非常に面白かった。indigo la Endとか、サンボマスターとか、Saucy Dogとか、マカロニえんぴつとか、その辺もう少し聴いていると思っていた。

なにより、「2位:SAKANAMON」に驚いた。

時系列としては、クリープハイプの次にハマったバンドだったと記憶しているのだが、それを今もこんなに聴いているなんて、あらあら、という思いだ。自分の執着心も捨てたもんじゃないな。捨てた方がいいだろうけれど。

 

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ハマったきっかけはカタハマリズムだったなー、というのもすぐに思い出せる。ああ、初デートの場所とか忘れられないタイプの人間だということがよくわかる。きもちわる。

 

週に12時間ラジオを聴いているのに、音楽も聴いて、いや、聴かされて。私の耳も可哀想なものである。

先日、会社の同僚が「ブルボン」と言っていた気がしたので、「ブルボン?」と聞き直したら、長い文章の業務連絡だった。

そろそろ心療内科ではなく耳鼻科のお世話にならないといけないかもしれないな。

 

ビタミン剤とラミクタールを飲みました。おやすみなさい。