「鯛焼きひとつ、鯛抜きで」

クリープハイプとPublic Relationsが好きな、webライターの雑記

プレスリリース

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落としブタ

人生初の圧迫面接を経験した。何事も経験、とはいうものの、圧迫面接に関しては全く同意できない。こんなもの経験せずに人生終わらせたいものである。

圧迫面接は、本当に「あ、これ圧迫面接だ!」となる。進研ゼミでやったやつだ!的な。ただ、手ではなく口に脳が追いつかない。考えるよりも先に口が適当ほざく。ていうかこの短い行で4回も出てくるくらい、圧迫面接は私を怒らせた。お前は私を怒らせた。

右にやけに体重をかけふんぞり返る面接官が、「なんのためにメンタルケア心理士?の資格取ったの?笑」と聞いてきたので、「私は相手の伝えたいことを知るためには対話をする必要があると考えています。そのために、対話しやすい環境・状況を整えることを意識しています。その一環として、カウンセラーの資格があることで、相手としてはいくらか悩んでいることを打ち明けるための心理的ハードルが下がりますし、私自身体系的に相手の話を聞く上でのスキルを学ぶことができると考え、取得しました」と伝えた。

するとどうだろう、面接官は「へぇ……で?意味あんの?それ(笑)」と言ってくるではないか!私が伝えたことは「意味」ではなかったのだろうか!

焦って私は「そう……ですね。体系的に学べただけでなく、この資格には実践的な臨床心理の内容も含まれており、対話において十分に活かすことができています」と伝えたが、面接官は「ふーん(笑)」で終わってしまった。なんやねん。

 

終始、こんな感じだった。他のトピックに関してもこのテンション。小馬鹿にしてくるというか、最後に(笑)がつく感じ。

そもそも、圧迫面接ってなんのためにやるのだろう。面接官も、就活生も、気分が悪くなって終わりな気がする。企業イメージを悪くしてまで、どうしてこんなことをするのだろう。ストレス耐性を見たいのだろうか。だとしたら完敗だ。心はボキボキだ。

でも、その場での平静は保った。となると、これでわたしが通過していた場合、圧迫面接でストレス耐性は測れないことがわかる。落ちていたら、何を見ていたんだ?見透かされたか?となるわけだが。 

あと、本当にがっかりした。すごく志望度が高かったのに、「あ、この企業は圧迫面接をするタイプの企業なんだ……」と。それと同時に、その企業を目指していた自分の努力が否定されたような気がしたし、自分の審美眼も否定された。というか後者に関しては自分で否定せざるを得なくなった。虚しすぎる。

こういった企業は、その学生が将来取引相手になった場合のリスクを考えているのだろうか?とっても疑問。まあいいや。どうせ落ちたし。落としやがって、あのブタぁ。なんてね。

 

 

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メンタルケア心理士

そう、さらっと言ったが、私はメンタルケア心理士の資格を取得している。これにより、皆さんの小学校にもいたであろうカウンセラーの先生的なことができる。また、心理学検定1級も取った。これは先ほどのような熱く語れる動機は一切なく、ただなんとなく取った。それ以上でもそれ以下でもない。

しかし考えてみると、「で?(笑)」ではある。実際に活きた気はしない。だって、ねえ。私のことを「カウンセラーの資格あるヨシモトさんだ!素敵!ねえねえ!」と頼る人はいない。多分資格があろうがなかろうが、悩みを打ち明けてくれる人は打ち明けてくれるし、打ち明けてくれない人は打ち明けてくれない。カウンセラーの原則の一つに、知り合いはカウンセリングできないというものがあるが(私情が邪魔する恐れがあるため)、これにより無用の長物感は加速する。何のために取ったんだ?たしかに。こう考えると圧迫面接は、案外妥当だったのかもしれない。

 

……な訳ねえだろバァ〜〜〜〜カ!!!!!!!!ていうか名乗れや!!!!!!!!タコ!バカ!アンポンタン!!!!鼻爆発して死ね!!!!!!!!!!!!終わりでぇ〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!

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