「鯛焼きひとつ、鯛抜きで」

クリープハイプとPublic Relationsが好きな、webライターの雑記

シーソーゲーム

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佳境

どうも、芹那です。

七夕。7月7日。冗談だと言って欲しい。もう1年が半分以上終わったなんて信じたくない。七夕というのはどうも苦手で、いろいろなことを思い出して、なぜかとっても死にたくなる。いや、ちがうな。苦手じゃない。幸せだったのだ。パラレルワールドの幸せが今の自分をあざ笑う。だから嫌なのだ。

『ウォールフラワー』を見ながらキーボードを叩いている。「高校生活はあと1385日。1000と、385日。」という主人公のセリフがやけに印象に残った。1日1日悔いなく過ごさないと、クソ意味のない生活を繰り返して終わる。というか、繰り返した結果が今だろ。ウケるな。エマ・ワトソン美人だなおい。

  

メンタルがガバつくと眠りが浅くなる。だから今朝は珍しく7時台に起きて、せっかくだから何か生産性のあることを……と思い、就職活動最後のESを書いた。最後となると、なんだか感慨深いような、全くもってどうでもいいような。

結局全然うまくいかないな。トリッキーなものを除き、ESで落ちたことはなかったのだけれど、ここんところバンバン落ちてるわ。なんてこったい。「内定あるから、あとは路頭に迷うことはない。だから自分らしく」って好き放題にやりすぎたみたいなところある。ある程度は相手に合わせることも大事。それをわかった上でなんでこんなことをしているのだろう。

たまに自分が何をしたいのかわからなくなるときがある。自分は相手のために行動できる自分が好きだから、相手のために行動する。つまり、自分のために行動している。ナルシがいい方向に作用しているだけで、危ない道を渡っていることに変わりはない。将来の夢は事故を起こさない井上祐介。

 

 

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ニュートラル」の難しさ

さっきから、腹痛をこらえつつ気の赴くままに文字を打っている。

なんで腹が痛いんだ。今日食べたものすなわちアオサと豆腐の味噌汁、きゅうりの漬物、白米、馬肉味噌に腹を壊す要素があるとは思えない。どうなってんだこれ。トイレを我慢すると意思決定においてよりよい決定ができるってイグノーベル賞の研究にあった気がするな。でもあれは便意ではなく尿意か。

でも「よりよい決定」ってなんやねん。誰がどう決めるねん。そのとき仮に無難な選択だったとしても、その後悪影響をおよぼしたらどうするんだ。人間が本質的に良し悪しを決めることなんてできるわけがないだろう。

 

先日、映画『新聞記者』を観てきた。なんかめちゃくちゃ叩かれてる。公式サイトでサーバーダウンとかニュースになってましたね。

 

叩かれる理由は、正直わかる。ネタバレを防げる範囲でいうと、この映画は「権力者」と「国家権力に立ち向かっていく記者たち」というわかりやすい構図な訳だが、権力者サイドの感情の動きが一切描かれず、アンフェアだと思ってしまった。権力者であろうと一人の人間であり、感情の揺れ動きがあるに違いない。しかし敢えて「権力」にのみフォーカスすることで、いわゆる人間的と評される部分が捨象されていた。これは作為的と感じられても止むを得ない。しかもただでさえ誤解されやすい内容なのに、主人公をなぜ韓国人にしたのだろう。レイシストからは非難轟々だろうよ。

意見を言う際に、思想が偏ることに対しては何も思わない。主義主張はそれぞれだ。理論に対する正誤判定は可能だが、思想に正誤はない(誤った論理・事実の把握による思想は存在するが)。だが、(とくに政治的テーマを扱う)作品については「せめて描き方はフェアであってほしい」と願ってしまう。仮に二つの思想の持ち主が登場する場合、同程度の細かさで描かないと、公平に評価はできない。作品に昇華させる場合、フラットに描いた上で自分の主義主張が伝わるようにするのが道理というか……それができるかできないかで、作り手の力量がわかる。と、思っている。

でも、そもそも政治的なテーマを扱った作品に対して「面白かった/つまらなかった」と論じるだけで、勝手に政治的思想と紐づけられるのは納得できない。

 

やべぇ、エマ・ワトソンのキスを見たらなんだかムラムラしてきた。

代償ラブなので、この後は風呂掃除をして、手羽元の煮込みを作ろうと思う。

将来は、ブルーチーズと日本酒がある暮らしをしたい。以上!