「鯛焼きひとつ、鯛抜きで」

クリープハイプとPublic Relationsが好きな、webライターの雑記

手に汗握る殴り合い

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落ちすぎて、夏

まーた落ちた。いい加減懲りたほうがいい。どうしてこうも落ちるのだ。

福利厚生がGODな有名企業を受けた。私が受けた中では唯一の大手メーカー。メーカー云々関係なく、そこでやりたいことがあったから受けた。そして落ちた。驚きはしないのだが、悲しいものは悲しい。しょんぼりよっちゃん(名前がヨシモトなので)。

 

なぜ私は落ちるのだろう。

サークルに入って1年経った時、新入生から「あなた、腹話術師みたいですね」と言われた。どうやら言動が「本人ではない誰かが喋っているよう」らしい。この胡散臭さは、生来のものだから仕方ない。

しかし、仕方ないと思って割り切っていた感情が、今になって、頭でぐるぐると渦を巻く。やはり、どれだけ企業への想いを語ったところで、嘘くさいのだろうか。……そもそもロジカルに話すことが下手なだけと言われたらそれまでなのだが。

本心で喋っても、どこか嘘くさい。自分でもわかっている。なんかオーバーなんだよね。一つ一つが、わざとらしい。

でも、そうやって生きてきた。感情表現をわかりやすくすることで、コミュニケーションにおける齟齬を最小化しようとした結果、「本心を隠すために演技をしている」と見なされるようになった。演技をしているわけではないので、当事者を回避しているわけでもない。あ、りんご食べたくなってきた。

だいいち、嘘じゃないことを嘘くさいと言われても、どうしようもない。逆に嘘をついたらいいのだろうか。いや、嘘をつかなきゃ入らない企業に入ったところで、あとで苦労することは目に見えている。 

就職活動、絶賛難航中である。アップアップである。軟派な男は難破船に乗ってろってか。笑かしますわ!ハッ!

 

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勝負服

スーツ。夏なのに、どうしてこんな服を着せるのだ。汗だくの20代前半の男性と面接をしたいだろうか。そういう性癖であれば私は何も言えないのだが、話すなら暑苦しい人よりもさわやかな人と話をしたい人は多いと思う。

勝負の時に、きちんと正装で臨める人間が欲しいのか。そういうことかお前は。馬鹿野郎。スーツが勝負服だという前提に立つな。こちとら塾講師で着たおしてるわ。あ、それもスーツが正装だからか。

あとはあれか。汗を流さない人間を求めているのか。必要なのは、ポーカーフェイスだったか。だとすればマズイことになった。私は日本で一番面接のとき表情筋を酷使している自信がある。目は口ほどに物を言う、と信じているので、言葉以上に目で訴える努力はしている。

となると、今までやってきたことは全て裏目に出ている。終わりだ、終わり!解散!w

 

今日も今日とて煙草を喫っているが、私の「落ちた企業のサービスは利用しない」モットーを貫くなら、私は日本における煙草の大半を喫うことができなくなってしまう。なんてこったいかなちんちん。でもマルボロは喫えるな。これから金マルばっか喫うことになるかも。可もなく不可もない、少し煙がけむりけむりした匂いの、金マルを。

そう思いながら、最後になるかもしれないウィンストンのキャスターを喫っている。やってられませんな。すぱすぱ。