第1志望は譲れない。
どこのコピーだ?駿台?河合塾?予備校事情に疎いから、よーわからん。だいたい学校でも、予備校で夏期講習が始まる頃になって、「夏が正念場」「夏で合否が決まる」とか言われていた気がする。
受験生が本腰を入れ始める夏。かくいう就活生の私は、鼻をほじりながら惨憺たる就活の結果を眺めている。いやいや、私の夏はもう終わっているのでは??第1志望どころか、第3志望以外だいたい譲った。四捨五入して10になる志望度の企業から内定はいただいたが、給料が良くないのであまり行きたくない。12連休を年に2回取れるのは最高だけど。
逆になぜ第3志望が残っているのか疑問である。ちなみに第3志望はあと2回面接がある。管理職面接、役員面接。ダメもとで挑戦してこよう。もう受ける企業は増やさなくていいかなぁと思っている。LGBTへの施策を考えるのか、コピーライターになるのか、はたまた雑誌の編集者になるのか。
私にとっては「夏」は終わりかけのレディオなのだが、他の人にとってはどうだろう。始まりかけのレディオだろうか。暑いもんね。
当方すでに夏バテの機運が高まっている。5月に夏バテになっていたら、6月には夏死している。夏至に夏死。明日9月になってくれないだろうか。season in the sunでストップされても困る。ランスルーしてくれ。
人には人の乳酸菌があるように、人には人の夏がある。将来の夢や大きな希望を忘れないタイプの夏(の終わり)もあれば、何もしないから少し休もうかってタイプの夏もある。ちなみに私は本当に何もせず休むタイプの夏を送りがちだ。夏バテパラダイス。太麺レボリューション。
好きな季節で夏を挙げる人間とは、仲良くなれたためしがない。海の家でZIMA飲んで集合写真撮る(中央に寝そべる人アリ)団体の人間は、夏が好きに違いない。
私は誰がなんと言おうと冬が好きだ。冬に布団でもぞもぞしているあの時間が至福だ。透き通りすぎた空気が体を突き刺すのも気持ちいい。その点夏はなんだ。たるんでるぞ、気を引き締めろ。……いや、引き締めてより暑くなられたら困るので、やっぱりやめておこう。
何かにハマりたい
自分には武器がない。自分○○オタクです、と言えるようなものがない。これは大変困る。こまりんごパンチ。深夜ラジオ好きだと言ったところで、響く人が少なすぎるし、オールナイトダンシングしてる輩(件のZIMAの連中である)にオールナイトニッポン聴いてます!と言ったところで「へぇw」で終わってしまう。陰キャは引っ込んでろという話だ。
しかし、ラジオの復権には眼を見張るものがある。娯楽が多様化する一方、「ながら」が注目を集めはじめた。ラジオは聴覚以外を使わないため、他の娯楽を楽しみながら摂取することが可能だ。SNSでも「#このラジオがヤバい」キャンペーンを実施したり、ラジオを遡って聴けるアプリが登場したり、さらには収録現場の映像を他サービスで公開している番組まである(これはもはやラジオではなくテレビだが)。このまま行けば、サブウェポン的な立ち位置を確立できるかもしれない。サブカルチャーがメインカルチャーになるこの現代、サブウェポンがメインウェポンになる日も近い。
とはいえ、趣味が欲しいものである。当方ボーカル、ギターベースドラム募集中よろしく、当方趣味探してます、趣味をあてがってくれる人募集中。
好きなものを好きなようにプレゼンするさまを見ることができる場があったらいいのになあ。